ツールを一度リリースしたらもう終わりになっていませんか。完成したツールを後から見直すと色々と気づきがあるものです。
今回はプログラムのユーザーからみた挙動を変えずにコードを書き直すリファクタリングについて見ていきます。
プログラムコードはどんなに丁寧に作ったつもりでも、改善の余地があるものです。
挙動を変えずにコードの中身を書き変える事をリファクタリングと言います。
なぜ一度完成したモノを、書き変えるのかと思われるかもしれません。しかし、昔作ったツールのコードを見ると、変数名の付け方がバラバラだったり、無駄があることに気づくことがあります。
そのツールを開発した当時より上達したのでしょう。そのような場合、時間があれば、バックアップをとって、リファクタリングをしましょう。
それは、大きなメリットがあるからです
リファクタリングの第一のメリットは実力がつくことです。
上達には大量のアウトプットが一番だと思いますが、新規開発だけではなく、時にはリファクタリングをすることによりアウトプットの質を高めることができるからです。
普段の便利ツールの作成だけでは、慣れによってコーディングは速くなっていきます。
しかし、きれいなコードを書くとか、無駄な変数を使わない、といったツールのユーザーからフィードバックを、受ける事が無い部分については反省する機会がありません。
リファクタリングと言う意識で過去のツールをのコードを見ることで無駄が見えて来ます。
無駄が見えてきたらそこをより良いコードに書き変えると言う作業を通じて、スキルをアップさせていくことかできます。
皆さんも、過去にリリースしたツールのコードを見直してみてはいかがでしょうか。