Mutable_Yunの業務改善ブログ

業務改善や生産性向上のブログです。自動化の手段として、VBAやRPAの勉強に役立つ解説をしています。

VBAによる開発はとりあえず使ってもらえるものが簡単にできるからこそ、ユーザー受け入れテストと本番リリースをきっちり分ける

VBAによる開発は細かな要件定義などを省いてとりあえず核となる部分を作ってしまうのが最短です。

そのあと、入力部分や出力部分を作成します。そして、とりあえずのものができたら人に使ってもらいましょう。するとフィードバックを得ることができます。そのフィードバックを元に改善することでより良いツールに仕上げていきます。

とりあえず使ってもらうとは言っても、テキトーではダメです。あまりに完成度が低いと信頼を失ってしまうことでしょう。

できる限りエラーを出さないように配慮しつつ、できる限りユーザーフレンドリーを考えつつ、準最高レベルを目指します。でもある程度まで行くと、それ以上自分の考えが及ばないようになります。

そこでウンウンうなって考えるなら、いっその事、その段階で使ってもらえばいいのです。「とりあえず」とはいえ、このレベルのとりあえずです。頑張りましょう。

そして、うっかり勘違いしてはいけないのは、完成度を高めるためにとりあえず使ってもらうのと、フィードバックを取り入れた完成品を使ってもらうのをきっちり分けることです。

これはツールの開発者であるあなたも、あなたのツールを使う人もどちらもがしっかり認識する必要があります。

試しに使ってもらっているものを、そのままツールとして使い続けている場合がありますが、これはいけません。

リリースとユーザーテスト、あるいはユーザーレビューの為の仕様はきっちり分けましょう。
そうでないと、使い勝手が悪いと思ったユーザーはいつの間にかそのツールを使わなくなってしまうものです。

使い勝手が悪ければフィードバックをもらって改善するために使ってもらっていたのに、そのまま放置をしてしまうと使われないツールで終わってしまう危険性があるのです。

一週間たってもレビューが来ないようなら、「あのツール使い勝手はどうですか?もしよければ本番としてリリースしたいのですが」と声をかけましょう。

ユーザーはいつの間にか、それが本番だと思っている可能性もあります。

そしてフィードバックがなく、そのままリリース可能と判断されても、「じゃあそのまま使っておいてください」ではなく、きちんとバージョン1.0として再度配信しましょう。

その時、例えばユーザーフォームにVer1.0と書くなど、テストとは見た目に異なるようにしておきましょう。

プロシジャの中にもコメントとしてリリース日や問い合わせ用に内線番号を書くようにしましょう。

VBAは気軽に開発ができて「とりあえず」使ってもらうことができるからこそ、リリースとテストをきっちり分けることが大事です。