<わかりにくい記述を修正。余計な文言を削除。2019/11/17>
今回は繰り返しと双璧をなす重要文法のIf文について学んでいきます。
この記事は初心者~初級者です。
レベルについてはExcel VBAの実力(レベル)を定義してみる 初心者~三段をご参照ください。
目次
今回はシンプルに目次が一項目しかありません。だって、こんな強力な文法が1項目で解説できるから。中級以上になると別の分岐とかありますが、最も基本的な形を1つ覚えればOKです。
前回のExcel VBA 入門 本当のプログラミング初心者の業務効率化の始め方とその第一歩②(全2回)で
実務に耐えうる行数を処理する事を学びました。
今回は条件によって、処理を変えるIf文について学びたいと思います。
もし○○だったら、これは△△
条件分岐とは「もし、こうだったら、こうする」という条件を書く事です。
Sub 初めての条件分岐() Number = 4 If Number > 6 Then MsgBox "この数字は6より大きい" End If End Sub
はい。いつものように実行してみましょう。でも、なにも起きませんよね。
もう一度コードをよく見てみましょう。
"Number"はいきなり出てきた単語なので、変数ですね。
そしてそこに4を入れている。
次のIf文で
If Number > 6 Then
と書いているので、変数の値が、6より大きいときにThen以降が実施されることが分かります。
でも、今回はNumberに4が入っているので、実行されませんでした。Numberに7とか100とか適当な数字を入れてみて下さい。
(*Numberに「おはよう!」とかあえて数字では無い値を入れる方は冒険心にあふれていますね!)
つまり、If文の本質はこの以下のようになっています
IF AがBと演算子の関係だったら、って感じですね。
分岐によって処理の自由度が増す力が伝わったでしょうか?次のページではいよいよ初心者の最後、最終行の取得に移ります!
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